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2025年7月9日

  • 駐車場経営の基本

悪質な無断駐車への正しい対処法!人の土地(私有地)に勝手に違法駐車をするドライバーへの対応方法を紹介

無断駐車とは?違法駐車との違いや公道・私有地別の該当する法律について紹介

まずは、そもそも無断駐車とはどのようなものなのかについて、基本的な定義を確認していきましょう。

あわせて混同されがちな違法駐車との違いや、該当する法律などについても詳しく解説していきます。

無断駐車:人の土地に勝手に駐車している状態のこと

無断駐車とは、他人の土地に許可を得ずに車両を停めている状態のことを言います。たとえば、他人の住宅の敷地内スペースに勝手に駐車していたり、契約していない月極駐車場に勝手に駐車していたりするケースなどは無断駐車に該当します。

無断駐車で重要なのは、適用される場所が私有地であるということです。また、無断駐車が発生した際は民法の不法行為に該当し、民事トラブルとして扱われることとなります。

違法駐車との違いを紹介|意味・適用される場所・法的根拠・対応方法

無断駐車と混同しやすい言葉として、違法駐車というものもありますが、これらには大きな違いがあるため、正しく理解しておきましょう。

違法駐車とは、公道において、交通ルールに違反した状態で駐車することをいいます。無断駐車は他人の所有する土地で発生するものであるのに対し、違法駐車は公道で発生するものというのが、大きな違いです。

また、違法駐車は、公道における交通ルールに違反するものであるため、道路交通法が適用されます。無断駐車の場合は民法の不法行為の対象となるので、該当する法律についても大きく異なっています。

さらに、無断駐車は民事トラブルとして扱われるのに対し、違法駐車は行政処分の対象となります。そのため、より強く明確な罰則を与えられるのは、無断駐車よりも違法駐車ということになるでしょう。

参考:違法駐車に対する処置

公道での違法駐車:道路交通法に基づく駐車違反や車庫法違反に該当する

公道での違法駐車は、道路交通法に基づく駐車違反や、車庫法違反に該当し処理されます。

道路交通法に基づく駐車違反に該当した場合は、反則金を支払うことで刑罰を免れるケースもありますが、公道を車両の保管場所として長時間駐車したことで車庫法違反に該当した場合は、反則金では済まされず刑罰を受けることとなるので、注意しなければなりません。

私有地での無断駐車:不法行為だが法律が直接適用されないので対処が難しい

私有地での無断駐車は、民法上の不法行為ではあるものの、道路交通法のように直接的に法律が適用されるわけではないため、公道における違法駐車に比べると対処が難しくなります。

民法上の不法行為というものに該当する以上、刑事ではなく民事トラブルとして当事者が自ら対応しなければならず、無断駐車をした者に対して法的な罰則を与えにくいというのが現状です。

私有地における無断駐車の種類と見分け方と対応方法

駐車場で発生する不正駐車には、いくつか典型的なパターンがあります。なかでも多く見られるのは、「契約外駐車(無断駐車)」や「精算せずに出庫する不正利用」など、利用者のマナー違反や意図的な悪質行為によるものです。

以下の表では、土地オーナーが遭遇する可能性の高い不正駐車の種類と、代表的な対応策をまとめました。不正駐車の状況によって適切な対応方法は異なるため、ぜひ参考にしてください。

主な不正駐車の種類と対応方法一覧

不正駐車の種類内容主な対応方法
契約外駐車(無断駐車)契約していない第三者が、月極駐車場などに無断で駐車する張り紙警告、管理会社への連絡、警察相談、内容証明郵便による警告
時間貸し駐車場での不正利用精算せずに出庫、センサーを避けて駐車など防犯カメラの証拠確保、警察通報(詐欺罪や器物損壊の可能性)
長時間放置車両利用者が長期間車を動かさない約款に基づく警告、内容証明郵便による撤去要請
枠外・はみ出し駐車白線無視、隣接車両や道路にはみ出して駐車張り紙注意、警察相談
他人名義での契約違反契約者以外が勝手に利用契約者への確認と是正指導
チケット未購入での利用前払い式駐車場で無断利用システムで利用確認後に約款違反で警告
法令違反車両ナンバープレート無し、車検切れなど警告・警察へ確認
規格外車両車両サイズが契約条件に合わない車両確認・違反通告・警察確認

表中の対応方法には、実施の仕方によっては法的リスクが伴うものもあるため、対応時は、冷静かつ法的に適切な手段をとることが重要です。

私有地における無断駐車の種類および見分け方について、より詳しく解説していきます。

契約外駐車:契約者リストと照合してナンバーが一致しているか確認

月極駐車場においてよく見られる無断駐車が、契約外駐車です。

月極駐車場は、契約を締結している車両のみが、月額の駐車料を支払って駐車することのできる駐車場です。しかし、契約していないにもかかわらず無断で車両を停めているケースがあれば、契約外駐車という種類の無断駐車に該当します。

契約外駐車の見分け方としては、契約者リストと照合したうえで、車両ナンバーが一致しているかどうかを確認する方法が最も適しているでしょう。このような方法で契約外駐車を見分けるためにも、月極駐車場を運営する際は、必ず契約時に車両ナンバーを控え、きちんと管理しておくことが重要です。

長期放置型:過去の記録を確認しどのくらいの期間放置してあるのかを調べる

私有地において、長期間にわたって特定の車が駐車され続けている状態は、長期放置型の無断駐車です。

たとえば、住宅の敷地内などで空きスペースがあり、そこに何日も同じ車が停められているといった場合は、長期放置型の無断駐車と言えるでしょう。

長期放置型の無断駐車の見分け方としては、駐車されている状態について記録し、放置期間を調べる方法が良いでしょう。私有地での無断駐車を発見した際は、日付入りの写真や記録を残すようにし、どのくらいの期間にわたって車両が放置されているのかを明らかにすることが大切です。

建造物侵入型:駐車禁止などの表示がある所に停めているか把握する

アパートやマンションの敷地内など、明確に区画された場所への無断駐車は、建造物侵入型の無断駐車となります。

たとえば、アパートやマンションなどの住人が敷地内の空いているスペースを利用して自家用車を停めてしまったり、アパートやマンションへの来訪者が勝手に敷地内のスペースに車両を停めてしまったりするケースは多くあります。

建造物侵入型の無断駐車は、「契約者以外駐車禁止」などの表示があるにもかかわらず駐車している場合、すぐに見分けられます。ただし、その場ですぐに契約車両かどうかを判断することが難しいケースもあるため、長期放置型の場合と同様に、駐車されている状況を記録し確認することが必要な場合もあります。

事件性あり:不自然なナンバーかどうかや車両情報が照合できるかをチェックする

無断駐車のなかには、事件性のある場合もあります。たとえば、盗難車が放置されていたり、ナンバープレートが偽造された車両が放置されていたりする場合は、事件性のある無断駐車の可能性が考えられるでしょう。

事件性のある無断駐車の見分け方は、車両ナンバーを確認するのが最も良い方法です。不自然なナンバーではないか、車両情報が照合できるかどうかなど、ナンバーを控えてチェックする方法で見分けることができます。

無断駐車はやったもん勝ち?悪質な無断駐車への正しい対応方法を5つ紹介

実際に無断駐車をされた場合、どのように対応すればよいのでしょうか。

ここでは、悪質な無断駐車をされた際の正しい対応方法について、5つの例を挙げて紹介していきます。

張り紙をワイパーに挟んで警告を掲示する

すぐに対応できる方法として、張り紙を作成してワイパーに挟むという対処法があります。

張り紙には、駐車している場所が私有地であることを伝え、無断駐車をしないよう求める内容を記載しましょう。また、無断駐車を続けられた場合にどう対応するかといった内容を加えるのも効果的です。

ただし、張り紙の内容はあくまで警告文にとどめ、脅迫のような内容にはならないよう注意が必要です。たとえば、車両を移動しなかった場合に罰金の支払いを求めるといった内容は、実際には法的な効力を持たず、反対にトラブルを大きくしてしまうリスクがあるため、避けるべきでしょう。

また、張り紙はワイパーに挟んで掲示し、テープなどを使用して車体に貼り付けるのは避けるようにしましょう。なぜなら、テープなどを使用すると、車両に傷をつけてしまったり、跡が残ってしまったりする可能性があり、さらなるトラブルを発生させてしまう恐れがあるからです。

車両情報を控えて警察に通報する

車両情報を控えて、警察へ通報するという対応方法もあります。ただし、公道での違法駐車ではなく、あくまで私有地での無断駐車となると、民事不介入の原則に従い、警察が直接的に介入してくれるケースは少ないのが現状です。

参照:「民事不介入の原則の誤解」大阪府暴力追放推進センター

とはいえ、明らかに不審な車両であったり、事件性のある無断駐車である可能性が高かったりする場合には、警察が対処に応じてくれる可能性もあります。また、ナンバーや車種などの車両情報から、盗難車の情報照会をしてくれたり、所有者特定のために警察が対処に応じてくれる可能性もあります。

そのため、警察に通報する際は、無断駐車の情報を詳細に伝えることが非常に重要です。必ずナンバーや車種などの車両情報を控え、無断駐車されている期間や回数などの情報も詳しく伝えられるよう準備したうえで通報しましょう。

所有者を特定したうえで、内容証明郵便で法的意思を伝える

車両情報をもとに所有者を特定し、内容証明郵便で法的意思を伝えるという対応方法もあります。

所有者を特定するには、まず無断駐車をされている状況を証拠として残す必要があるので、車両のナンバーや車種を控えるだけでなく、車体全体の写真や、どの場所に無断駐車されているのかが分かるような写真も用意しましょう。

これらの証拠資料を用意したうえで、運輸支局へ所有者の開示請求を行うことで、所有者を特定できる可能性があります。

所有者の特定ができたら、所有者に対し内容証明郵便を利用して法的意思を伝えましょう。内容証明郵便を使うと、いつどのような内容で文書を送付したのかを公的に証明することが可能となり、実際に損害賠償請求などの法的な手続きを行う際や訴訟時の証拠として役立ちます。

迷惑行為に対して損害賠償の請求を検討する

所有者に対して法的意思を伝えた後にも無断駐車が行われていた場合は、迷惑行為に対して損害賠償の請求を検討しても良いでしょう。

損害賠償請求を行う場合は、弁護士を立てて手続きを進めるのが最もスムーズです。弁護士に相談したうえで損害賠償請求への手続きを進めることで、解決に向かう可能性は高まるでしょう。

ただし、損害賠償請求を実際に行うには、費用も手間もかかります。そのため、可能な限り話し合いなどによる解決を目指したほうが、負担は少なく済むでしょう。

管理会社に連絡して対応を依頼する

月極駐車場や、アパートやマンションなどの敷地内における無断駐車の場合は、管理会社に連絡して対応を依頼するという方法を取るのが最適です。

月極駐車場やアパート、マンションは、ほとんどの場合において管理会社が存在します。そのため、無断駐車についても管理会社に依頼することで対応してもらえるはずです。

管理会社なら、契約車両かどうかの照合もすぐにできる可能性が高く、素早く解決へと導いてくれるケースが多いので、月極駐車場やアパート、マンションの敷地内の場合は早めに管理会社へ連絡することをおすすめします。

罰金のような請求をしてもいい?無断駐車に対するやってはいけないNG対応4選

無断駐車をされた人のなかには、罰金のような請求を検討するケースも多いかもしれません。しかし、実際の罰金請求は、個人で行うことは法的に認められておらず、トラブルの原因となる可能性もあるので、注意が必要です。

このように、無断駐車をされた際にしてはいけないことは他にもいくつか存在します。ここでは、無断駐車に対するやってはいけない注意点について、4つの事例を挙げて解説していきます。

NG①法的な手続きを取らないで自力救済を行う

無断駐車をされた際、法的な手続きを取らずに自力救済を行ってはいけません。

自力救済とは、法的に認められた手続きを経ずに、個人または集団が自らの権利を実現するために取る行動のことです。

たとえば、レッカー車などを使い車両を別の場所へ移動させたり、道具を使ってタイヤ部分をロックし動けないようにしたりするといった行為は、自力救済にあたります。

自力救済をすると、不法行為や器物損壊罪などにより、車両の所有者から逆に訴えられてしまう可能性もあるため、控えるようにしましょう。

NG②法廷に認められていない罰金の請求

無断駐車をしている人に対して、法的に認められていない罰金を請求するのも、やってはいけない行為の1つです。

なぜなら、罰金というものは、警察をはじめとする行政機関でしか、科すことができないからです。そのため、個人で罰金を請求しても法的な効力はなく、逆に脅迫罪などの対象として捉えられてしまう恐れもあるので、注意しなければなりません。

NG③業者を手配してレッカー移動させる

無断駐車をされ、業者を手配してレッカー移動させようと考えるケースも多いかもしれませんが、これは前述した自力救済にあたるため、やってはいけない行為となります。

自己判断で業者を手配しレッカー移動するのではなく、まずは車両情報を控え所有者を特定するなど、冷静に1つずつ対応を進めていくのが最優先すべきことでしょう。

なお、裁判所の手続きを経て強制執行となった場合はレッカー移動は可能となります。

NG④無断駐車の車を出庫できないようにする

無断駐車の車両を出庫できないようにするのも、やってはいけない行為です。たとえば、道具を使ってタイヤをロックしたり、車両の周りを物で囲って発進できないようにしたりするのは、レッカー移動と同様に自力救済にあたります。

このように車両を出庫できないようにしてしまうことで、車両に傷をつけてしまったり、故障させてしまったりすることがあれば、逆に損害賠償を請求されてしまう恐れもあるため、注意しなければなりません。

NG対応を表形式でまとめました

車両の前にバリケードを置いて閉じ込める監禁罪に問われる可能性があります。
無断でレッカー移動する損害賠償を請求されるリスクがあります。
SNS等で車両を晒すナンバープレートや車内が映った写真は、肖像権・プライバシー権の侵害に該当する可能性があります。
張り紙を車体に直接貼る器物損壊とみなされる可能性があります。
警告看板の文言過激すぎると逆効果になる場合もあります。

違法行為への対応は冷静かつ合法的に行うことが大切です。
少しでも判断に迷う場合は、管理会社や弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。

不正駐車に対する基本の対応ステップ

トラブルを避けるためには、以下のステップで対応するのが基本です。

  • 証拠を残す

車両の写真や動画、日時、ナンバーなどを記録しましょう。防犯カメラがあると安心です。

  • 張り紙で警告

注意喚起は有効ですが、直接車体に貼ると器物損壊に該当する恐れがあるため注意が必要です。

  • 管理会社へ連絡

管理を委託している場合は、契約内容や対応フローを確認しましょう。

  • 警察に相談

悪質な場合は、器物損壊や不退去罪などが適用される可能性があります。

  • 内容証明郵便の送付

車両の所有者が特定できる場合は、法的効力のある警告文書で正式に通知します。

  • 弁護士への相談

再発や長期化、悪質なケースでは法的措置も視野に入れましょう。

無断駐車を未然に防ぐ!私有地への無断駐車の対策方法&おすすめの対策グッズを紹介

無断駐車は、きちんと対策することで未然に防ぐことも可能です。

ここでは、無断駐車を防ぐための対策方法について、詳しく解説していきます。また、おすすめの対策グッズも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

物理的な障害物の設置

最もシンプルな対策方法とも言えるのが、物理的な障害物の設置です。

たとえば、無断駐車が想定されるスペースにカラーコーンを置いたり、チェーンを取り付けたりすることで、物理的に車両を停めることができないようになります。

このように、物理的な障害物を設置する方法なら、誰でも手軽に対策でき、一定の効果も見込めるでしょう。

防犯カメラやセンサーカメラの設置

無断駐車を防ぐには、防犯カメラやセンサーカメラを設置するというのも、有効な対策です。

防犯カメラやセンサーカメラは、実際に無断駐車が行われた際に証拠として様子を記録するという要素もありますが、未然に防ぐという力も持っています。カメラが設置されているということが周知されることで、無断駐車をしようとする人は「見られている」という意識を持つようになるからです。

カメラによって「見られている」という意識を持たせるだけでも、無断駐車を防ぐための大きな抑止力に繋がります。そのため、防犯カメラやセンサーカメラは、見えやすい位置に取り付けることで、より大きな効果を発揮するでしょう。

定期的に駐車場の巡回を行う

少々手間はかかりますが、定期的に現場の巡回を行うという対策方法も、無断駐車を未然に防ぐ効果が見られるでしょう。

たとえば、時間を決めて担当者が現場を巡回することで、無断駐車の取り締まりが行われているという認識を持たせることができます。さらに、無断駐車の取り締まりのために巡回を行っている旨を現場に掲示すれば、より一層効果が見込めるでしょう。

コインパーキング経営に変更する

月極駐車場における無断駐車を防ぐためには、月極駐車場からコインパーキングに変更するという対策方法もあります。

コインパーキングとは、時間制で駐車料金を設定し、駐車時間に応じて精算機で料金を支払うシステムの駐車場です。契約車であればいつでも入出庫が可能な月極駐車場とは異なり、コインパーキングでは時間に応じた料金をその場で支払わなければ駐車することができません。

そのため、月極駐車場に比べて、コインパーキングでは無断駐車のリスクを大幅に減少させることができます。

番外編:無断駐車の対策グッズ|駐車禁止看板・防犯カメラ

無断駐車を防ぐには、対策グッズを上手く活用していくのがおすすめです。

たとえば、駐車禁止看板は、物理的な障害物としての効果も発揮しますし、駐車禁止であるという旨を明確に表示できるため、無断駐車してはいけないということを心理的に訴えかける効果もあります。

ほかにも、前述した防犯カメラやセンサーカメラを活用し、「見られている」という意識を持たせることで無断駐車を防ぐのも効果的です。また、駐車違反ステッカーを用意し、実際に無断駐車を行っている車両のワイパーに挟むことで、今後の無断駐車を防止することにも繋がるでしょう。

このような無断駐車の対策グッズを活用することも、積極的に検討してみましょう。

こんなに手間がかかる!自己管理のリスク

一見すると簡単に見える駐車場経営ですが、不正駐車への対応や予防策の整備は、実は想像以上に煩雑です。契約書や約款の整備、防犯設備の設置・管理、トラブル発生時の迅速な対応など、日常的な管理業務が多く発生します。

特に副業として駐車場を経営している土地オーナー様の場合、時間や労力が足りず、トラブルが放置されるケースも少なくありません。

結果として、収益性の低下や、さらなるトラブルを招いてしまう可能性があります。

無断駐車にお悩みな方必見!一括借り上げ方式でのコインパーキング経営がおすすめな理由6選

私有地や月極駐車場での無断駐車にお悩みの方は、一括借り上げ方式でのコインパーキング経営を始めることをおすすめします。

一括借り上げ方式のコインパーキング経営とは、コインパーキングの運営会社がオーナー様から土地自体を一括で借り上げ、コインパーキング運営はすべて運営会社が代行するというシステムの駐車場経営方法です。運営会社は、毎月土地の賃料としてオーナー様へ一定額を支払う契約となるため、オーナー様は毎月安定した収入を確保することができます。

なぜこの一括借り上げ方式でのコインパーキング経営が無断駐車でお悩みの方におすすめできるのか、ここではその理由を6つ挙げ、詳しく解説していきます。

管理や無断駐車などのトラブルも全てお任せできる

一括借り上げ方式でのコインパーキング経営では、駐車場の管理や無断駐車などのトラブル対応を、すべて運営会社にお任せできます。そのため、オーナー様には一切負担がかかりません。

コインパーキングでは、月極駐車場に比べて無断駐車は発生しにくくなり、万が一無断駐車が発生したとしても、必要な対応はすべて運営会社が行います。

車両の特定や移動などはもちろん、ほかの利用者からのクレーム対応などもお任せできるため、オーナー様は安心して負担なく駐車場経営を続けられます。

24時間サポート体制でいつでも対応できる

一括借り上げ方式でのコインパーキング経営のメリットとして、24時間サポート体制でいつでも対応できるという点も挙げられます。そのため、無断駐車が夜中に発生した際にも対応が可能です。

無断駐車は、人目につきにくい夜中の時間帯に発生するケースも少なくないため、通常ではなかなか取り締まることが難しいケースも多くなっています。

一括借り上げ方式でのコインパーキング経営なら、24時間体制で運営会社が対応してくれるため、夜中の無断駐車にも素早く対処できます。これにより、オーナー様も利用者も安心できるコインパーキング経営を実現することができるでしょう。

無断駐車対策も含めた運営ノウハウが豊富

一括借り上げ方式でのコインパーキングの運営会社は、無断駐車対策も含め、運営ノウハウが豊富にあります。そのため、無断駐車などのトラブルが発生した際も、スムーズに対応することが可能です。

無断駐車への対応は、個人で行うと手間や時間がかかったり、精神的にも大きな負担がかかってしまったりするケースは多いはずです。

そのため、ノウハウが豊富である運営会社がすべてのトラブル対応を代行してくれるという点においても、一括借り上げ方式でのコインパーキング経営は非常に魅力的であると言えるでしょう。

防犯設備や巡回など無断駐車を未然に防ぐ対策が可能

一括借り上げ方式でのコインパーキング経営なら、運営会社が防犯設備や巡回などの無断駐車を防ぐための対策も行ってくれるため、安心できます。

無断駐車を未然に防ぐ対策は、個人で行おうとすると非常に手間や負担が大きく感じられるものです。なかなか対策を行うための時間を割けず、無断駐車が繰り返されてしまうという悩みを抱えているケースも多いでしょう。

一括借り上げ方式のコインパーキング経営では、こうした手間のかかる無断駐車対策も、すべて運営会社にお任せできるので、忙しい方でもしっかりとした対策をとることが可能となります。

毎月安定した収益を得られる

一括借り上げ方式でのコインパーキング経営の大きな魅力として、毎月安定した収益を得られるという点は、必ず抑えておきたいポイントです。

無断駐車への対策ができるという点ももちろん魅力的ですが、一括借り上げ方式でのコインパーキング経営を始めることにより、毎月安定した収益を得られるようになれば、オーナー様にとってはさらに大きなメリットが得られるでしょう。

一括借り上げ方式では、コインパーキングの稼働率や運営状況などにかかわらず、運営会社から毎月必ず一定額の賃料がオーナー様へ支払われます。そのため、収益が上下し不安定になる心配は一切なく、安心して安定した収入を確保できます。

将来的な転用が簡単

一括借り上げ方式でのコインパーキング経営では、期間の縛りがないケースが一般的となっているため、将来的な転用も簡単にできます。

たとえば、「ある時期が来たら家を建てる」など、将来的に別の用途で土地を使用する予定がある場合でも、期間限定でコインパーキング経営を行うことが可能です。コインパーキング経営を行う期間が短くても、運営会社から違約金などを求められることも基本的にありません。

このように、将来的に別の用途への転用を予定している場合でも土地を有効活用できるのは、一括借り上げ方式でのコインパーキング経営ならではの大きな魅力の1つとなっています。

無断駐車の対応にお困りならエコロパークにお任せ下さい

今回は、悪質な無断駐車の対応について、詳しく解説してきました。無断駐車は非常に迷惑なものであり、その対応で悩まされている人は多くいるはずです。

本記事を参考に無断駐車への対応について理解を深め、必要に応じて正しく対処できるよう、行動していきましょう。

また、無断駐車への対策として、一括借り上げ方式でのコインパーキング経営を始めるのも非常におすすめです。無断駐車への対応を含め、運営会社にすべてをお任せできるため、なるべく負担をかけたくない人はぜひ検討してみると良いでしょう。

エコロパークでは、一括借り上げ方式でのコインパーキング経営を検討している方のご相談を承っております。オーナー様には一切手間も費用もかからず、負担のないコインパーキング経営を実現させることが可能です。

少しでもご興味がありましたら、ぜひお気軽にエコロパークへお問い合わせください。

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