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2025/11/27

「道玄坂」周辺の駐車場情報

渋谷・道玄坂は、スクランブル交差点からわずか数分で出会える“大人の坂道”。

鎌倉時代の地名由来や与謝野晶子の歌碑など、歴史散歩が楽しめる一方、109や音楽ライブハウスなど現代カルチャーも満喫できます。

歴史ファンも観光客も楽しめる道玄坂の見どころと、便利な駐車場情報をまとめました。

道玄坂周辺のエコロパーク駐車場情報

  • エコロパーク 道玄坂坂本ビル駐車場
  • エコロパーク 渋谷道玄坂第2駐車場

歴史と”今”が交差する坂道 渋谷・道玄坂

スクランブル交差点の喧騒を抜け、ゆるやかに上る道玄坂。

なぜ道玄坂という名前になったのか、本記事ではその由来や歴史に少し想いを馳せてみましょう。

道玄坂の起源

実は道玄坂上の交番前の交差点近くにはいくつかの石碑があります。その中でも、明治生まれの考古学者である樋口清之が書いた「渋谷道玄坂」という石碑にはこう書かれています。

“渋谷氏が北条氏綱に亡ぼされたとき (1525年) その一族の大和田太郎道玄がこの坂の傍に道玄庵を造り住んだ。それでこの坂を道玄坂というといわれている。 江戸時代ここを通る青山街道は神奈川県の人と物を江戸へ運ぶ大切な道だった。 やがて明治になり品川鉄道(山手線)ができると渋谷付近もひらけだした。 近くに住んだ芥川竜之介・柳田国男がここを通って通学したが、坂下に新詩社ができたり林芙美子が夜店を出した思い出もある。 これからも道玄坂は今までと同じくむしろ若者の町として希望と夢を宿して永く栄えてゆくことだろう。”

道玄坂の地名の由来については諸説あるようですが、樋口清之の碑に記されている「大和田太郎道玄」に由来する説が広く知られています。

山賊「大和田太郎道玄」の名前に由来する地名⁉

大和田太郎道玄は鎌倉時代の武将・和田義盛の残党で、数人の一族とともにこの坂で旅人を見つけては金品を略奪し、暮らしていたといわれています。ほかにも、道玄庵という寺の庵主が、徳川家康に由緒書を出していることからこの名がついたという説もあります。

与謝野晶子の短歌のゆかりの地でもある道玄坂

樋口清之の石碑の隣には、与謝野晶子の歌が刻まれた石碑も!

「母遠(とほ)うて瞳(ひとみ)したしき西の山 相模(さがみ)か知らず雨雲(あまぐも)かゝる」 

 歌人与謝野晶子が詠んだこの短歌は、明治35年(1902)4月に発行された東京新詩社の機関誌「明星」に収められています。

晶子は、この前年に、大阪府の堺から単身上京し、渋谷道玄坂の近傍に住んで、与謝野寛と結婚しました。処女歌集の「みだれ髪」も刊行しています。詩歌の革新をめざした寛との新婚生活でしたが、晶子にとって、心身の負担は思いもよらず大きなものでした。歌人として、また妻としての多忙な日々のひとときに、住まいから近い道玄坂の上にしばしばたたずんで、西空の果てに連なる相州の山々を眺めていたのです。

その山々の方向にあたる遠い堺の生家を思い、母親を懐かしんだのでした。みずから生家を離れて、新しい生活を渋谷で始めた晶子が、当時ひそかに抱き続けていた真情の一端を、この一首の短歌は語っているのです。なお、この歌碑に彫られている筆跡は、晶子自身の書簡による集字だそうです。

昭和から令和へ 変わり続ける道玄坂

大正15年(1926年)に東横線が開通すると、坂の両側は映画館と劇場が立ち並ぶ娯楽街へ。

1979年開業の「SHIBUYA109」が若者文化の発信地となり、平成には「渋谷マークシティ」連絡通路が駅と坂をシームレスにつなぎました。

道玄坂には、鎌倉時代の歴史の残響と、近代文学を彩った人々の面影が共存しています。喧騒のなかにふと立ち止まると、過去と現在が交差するこの坂道の奥深さに気づかされるはずです。

時代の変遷を経ても、変わらず人々の希望や夢を受け入れてきた――そんな道玄坂の魅力が、今もなお渋谷の風景に静かに息づいています。

道玄坂の街歩きスポット・見どころ紹介

このコーナーでは、そんな渋谷道玄坂周辺の街歩きスポットを、コインパーキングのエコロパーク運営会社Yさんのチョイスでお届けします。

これまで何気なく道玄坂を歩いていた方も、初めて訪れる方も、歴史とカルチャーが交差する道玄坂エリアへのお出かけの際の参考にしてみてください。

道玄坂上交番前石碑

一つ前のコーナーでもご紹介しました道玄坂の名の由来が刻まれた石碑と説明板が設置されており、歴史ファンにはたまらない“発見”スポット。石碑の前に立てば、鎌倉時代から続くこの地の深い物語に思いを馳せることができます。

SHIBUYA SKY(渋谷スクランブルスクエア)

46・47階に広がる展望施設「渋谷スカイ」からは、北西方向に渋谷スクランブル交差点、さらに晴れた日には富士山まで一望できます。

地上約230mの絶景は、渋谷の「今」を象徴する新名所です。

渋谷盆踊り

毎年8月に道玄坂やセンター街周辺で開催される夏の風物詩。駅前スクランブル交差点に櫓(やぐら)が立ち、和太鼓とともに踊る光景は圧巻。

地域の絆と国際色豊かな渋谷らしさが感じられるイベントです。

西村フルーツパーラー

昭和の面影を残す老舗のフルーツパーラー。スクランブル交差点の近くに位置し、旬の果物を贅沢に使ったパフェやケーキが楽しめます。

買い物や観光の合間にひと息つけるレトロな憩いの場です。

SHIBUYA109

ガラスの円筒形が目を引くファッションビル。90年代から続く“渋谷ギャル文化”の聖地で、若者トレンドの発信地として今も根強い人気を誇ります。

国内外から訪れる観光客で常に賑わっています。

Spotify O-EAST/duo MUSIC EXCHANGE

音楽好きなら要チェックの大型ライブハウスが道玄坂エリアに集中。

J-POPからクラブミュージック、海外アーティストまで幅広いジャンルのライブが夜ごと開催され、熱気に包まれています。

渋谷・道玄坂にお越しの際はエコロパークをご利用ください!

歩いてこそ味わい深い道玄坂ですが、ビジネスや買い物で車利用の機会もあるでしょう。

道玄坂界隈には エコロパーク渋谷道玄坂坂本ビル駐車場とエコロパーク道玄坂第2があり、スクランブル交差点まで徒歩3分。周辺駐車場が混雑する週末でも比較的入庫しやすく、渋谷散策の拠点としても便利です。

渋谷の急坂を辿れば、山賊伝説から最先端再開発まで800 年の時間が凝縮された都市のレイヤーが見えてきます。昼は史跡とカフェ、夜はネオンと音楽――

コントラストを楽しみに道玄坂を歩いてみませんか。

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